![]() | 悪魔の涙 (文春文庫) (2000/09) 悪魔の涙 ジェフリーディーバー 商品詳細を見る |


大晦日の午前9時、ワシントンの地下鉄で、乱射事件が発生。
そして市長宛に脅迫状が届く。
「解き放たれた<ディガー>は止められない。四時と、8時と真夜中。現金で$2000万ドル。俺を殺したら、やつは殺しをつづける」
FBIは引退した捜査官パーカー・キンケイドに筆跡鑑定を依頼する。
ディーバー氏お得意のどんでん返しあり。
リンカーン・ライムもちょびっと登場。
ライムの場合、身体的な欠陥がその精神状態を蝕んでいるのが、私には面白かった。
キンケイドの場合は、FBIという危険な職業のために子供までも巻き込んでしまった後悔、そしてその監護権を失うのではないかという恐れが人間味を与えています。
しかし事件捜査については、醍醐味みたいなものが伝わってこなくて、評価は低いままで終わりました。
第一、筆跡鑑定が主題なのに、和訳で読むのは無理があるかも?
とはいえ<ディガー>のキャラは面白かったですよ。
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![]() | 12番目のカード ジェフリー ディーヴァー (2006/09) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
ハーレムの高校に通う十六歳の少女ジェニーヴァは博物館で調べものをしていた。
そこで一人の男に襲われそうになるが、危機を悟った彼女は、機転をきかせその場を逃れる。
現場にはレイプ道具のほかに、【吊るされた男】のタロットカードが残されていた。
初めは強姦未遂事件と思い捜査を始めたライムとサックスたちだったが、
その後も執拗にジェニーヴァを付け狙う犯人に、別の動機があることに気づく。
それは米国憲法を根底から揺るがす百四十年前の陰謀に結びつくものだった。
そしてそこにジェニーヴァの先祖である解放奴隷チャールズ・シングルトンが関与していたらしいのだ。
事件はこの“百四十年もの”の証拠物件の解明とともに進展を見せていく。
今回はライムの身体能力の回復の可能性、ロン・セリットーの心的葛藤も
描かれており、ファンには外せない一作である。
しかし!
全体の大幅なパワーダウンは否めない。
いつものページを繰る手が止まらない、あのめくるめく感じがないのだ。
それにラスト近くの思わせぶりな書き方はあざと過ぎる。
もうお腹いっぱいって感じ。
第一訳がおかしいだろ。
レイプパックって何だ?
マイクロフィッシュって?
日本語訳なんだから日本人に判るように訳してくれ。
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