2008/08/17 (Sun) 『203号室』 加門 七海

203号室 (光文社文庫)203号室 (光文社文庫)
(2004/09/10)
加門 七海

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都会にあこがれて上京してきた大学生清美は念願の一人暮らしを始める。
しかしその部屋では数々の異様な現象が起こる。
異臭、物音、ぬくもりを残した床、虫、しみ。
近所の人に聞いても特にいわくつきの部屋ではないという。
周りの人に相談しても、だれも真剣には受けあってくれない。

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2008/06/17 (Tue) 『ワーキングプア―日本を蝕む病』

ワーキングプア―日本を蝕む病ワーキングプア―日本を蝕む病
(2007/06)
NHKスペシャル「ワーキングプア」取材班

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読んでいて心が蝕まれます。

路上生活をしながら、ハローワークに通う。
住所不定では面接に応じてくれる会社も少ない。
やっと面接を受けられると思ったら、交通費がなく断るしかない。

学校の成績もよく努力家なのだが、家族の病気などの事情で進学を諦め、地方の賃金の安い仕事に就くしかなかった人。
猛勉強をして資格をとっても、時給10円しか上げてもらえない。

リストラされ、3つの仕事を掛け持ちしながら、子供たちを育てる父親。
「子供を大学に入れるまでは自分を犠牲にしてでも。こうなったのは親の責任だから、子供のせいじゃないから・・・」

中国の安い製品に押され、干上がっていく産業。
安売り店に客をさらわれ、閑散とする仕立て屋。
生活保護を受けるには、住み慣れた家を捨てなければならない。
増える医療負担。非正社員。
自助努力という名の切り捨て。

みんなのささやかな願いが叶う日はくるのでしょうか。

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2008/06/10 (Tue) 『ドリームバスター〈3〉』 宮部 みゆき

ドリームバスター〈3〉ドリームバスター〈3〉
(2006/03)
宮部 みゆき

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『赤いドレスの女』
ドリームバスター、シェンとマエストロとの出会いの後、少しずつではあるが、自分に自信を取り戻しつつあった理恵子。
しかし、彼女の周辺で不思議な出来事が起こり始める。
他人の心の声が聞こえたり居もしない赤いドレスの女の姿が見えたりするのだ。
マエストロが残していった “錨(アンカー)”(擬似ガッシング脳波発信機)のせいかもしれない、と思いつつ確信を抱けずにいた理恵子。
もしかしたらD・Bのことは全て自分の妄想だったのではないかと、不安に駆られ、ネットで検索することを思いつく。
そして・・・

  ヒット 1件

あの不思議な体験をしたのが自分だけではないことを知り、彼女の心は喜びに溢れる。
そしてそのブログの主と会うことになる・・・。

『モズミの決算』
親から虐待を受けている少年タカシの“場”には逃亡凶悪犯モズミが潜んでいた。自分の子供時代とタカシを重ね合わせたモズミはタカシを守ろうとするのだが、うまくいかない。
シェンもまた事態を打開しようと策を練るのだが・・・。

『時間鉱山』
自殺サイトで知り合った神崎紀恵と伊藤行男は死出の旅に出る。
しかし二人が行き着いたのは・・・・。

D・Bたちの間には不思議な噂があった。
その“場”にはあるはずの境界がなく、だれもD・Pに会った者もいない。
それはただの噂のはずだった。
しかしカーリンが聞き込んできた話によると、その“場”を訪れただけでなく、そこに残ったD・Bがいると言うのだ。
しかもそのD・Bはシェンの友人のマッキーらしい。
シェンは事の真相を確かめるため、カーリンに話をもたらした男に会う。
ところがその男レイモンはカーリンに会ったことすらないと言うのだ。

全ての齟齬は未知の空間、時間鉱山にあるかもしれない。
シェンとマエストロはマッキー探索のため、旅立つ。

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2008/06/10 (Tue) 『誰も書けなかった年金の真実―あなたがもらえなくなる日』 辛坊 治郎

誰も書けなかった年金の真実―あなたがもらえなくなる日誰も書けなかった年金の真実―あなたがもらえなくなる日
(2007/12)
辛坊 治郎

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これまで年金なんて、払うのは馬鹿らしい。自分で貯金しておいたほうがいい。
そう思っていた。
その上、そもそも厚生年金は軍費調達のための隠れ蓑だった、とか聞かされた日にゃアホらしくって・・
でもそれだけじゃ済まないんですね。
個人主義はシステムの崩壊を招く。
それに果たして老後、生活保護に頼らずに生きていける確証はあるのか。
年金を未納のまま放っておくと、障害年金や遺族年金の受給資格も失うなんて、考えもしなかった。

ま、そんなシステム、壊れた方がいいっていう人もいるかもしれないけど。
それにコツコツ40年間掛け金を払った老人の年金額(6.6万)より、生活保護額(7〜8万)の方が高いってどうよ?
たくさんの矛盾を抱えたまま、日本という国はどこに向かっていくんだろうね?

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2008/06/10 (Tue) 『人狼城の恐怖〈第4部〉完結編』 二階堂 黎人

人狼城の恐怖〈第4部〉完結編 (講談社ノベルス)人狼城の恐怖〈第4部〉完結編 (講談社ノベルス)
(1998/09)
二階堂 黎人

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人狼城を探して、調査中に黒ずくめの男たちに拉致された蘭子たち。
眠らされて運ばれた先は《青の狼城》だった。
そこでフォン・リッベントロープ伯爵の弁護士秘書を名乗る男ホルツは、蘭子たちを賓客としてもてなすと言う。
そして当の人狼城での凄惨な殺人事件を否定し、濡れ衣を晴らすため、城内を調査をしてくれというのだ。
要求を呑んだ蘭子たちだが、事件の痕跡は見当たらず・・・。

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